食事療法
摂取カロリーや栄養素を指導するクリニックの食事療法について詳しく解説しています。
肥満の食事療法とは
ダイエットとしてもっともポピュラーな方法は、やはり食事をコントロールすること。摂取カロリーやバランスの良い食事は、ダイエットをしたことのある方なら、意識したことがあると思います。 しかし自分だけの知識では、偏った食べ物を食べ続けたり、栄養バランスが悪くなったり、うまく減量の効果が見えず、かえってリバウンドを引き起こす要因にもなりかねません。
病院だからできる食事指導
多くの肥満外来が「食事指導」を行なっています。先生や栄養士などが詳しく問診など診察を行なった結果、一人ひとりに適切な摂取カロリー、栄養素の配分などをアドバイスしていくというのが「食事療法」です。 この方法は、短期間に劇的な減量を目指すのではなく、食事のカロリーや栄養素などを計算し、規則正しく食事することにより、徐々に体重や体型にも変化をもたらす、というものです。
クリニックでは、どんな食事を食べていくかプランを立ててくれますが、毎日きちんと続けられなければ当たり前ですが意味がありません。 指示どおりに食べられるか、食事療法以外の間食などをしていないか、自分の強い意思が大事です。
仕事や家事の忙しい中、毎日バランスの良い食事を作って食べる、このダイエットの基本ともいうべき食事療養を続けられれば、ダイエットはもちろん、健康的な体に改善していくことでしょう。 しかし、この方法のひとつ問題点をあげるとすれば、一度減量が成功してクリニックに通わなくなってしまったとたん、食生活が戻り、リバウンドしてしまったケースもあるようです。ダイエット期間だけでなく、健康的な体をキープするためにも、食事療法のアドバイスは受け続けたほうが良いかもしれません。
食事療法の主な流れ
- 先生による問診、カウンセリング、血液などの検査、肥満の測定など
- 食事療法の決定
- 食事指導
- 自宅での指導をもとにした食事
- 体重測定や検査、先生の問診など
種類としては、減食療法(1200キロカロリー程度で通常の摂取カロリーよりも少なめ)、低エネルギー食療法(600から1000キロカロリー程度で少し厳しくエネルギー摂取を管理)、超低エネルギー食療法(200~600kcal程度で摂取エネルギーを大幅に制限)など、段階があります。
適切な摂取カロリーと栄養素配分のアドバイス。病院によって週1回などペースであったり、集団や個人の指導であったり、様々です。
1日3回、自分の指示された摂取カロリーを守ります。
この治療が3ヶ月以上続く、長期間のプログラムが多いようです。
食事療法の成功・失敗談
食事療法の成功談と失敗談をそれぞれご紹介します。
食事療法の成功談
- 結婚式までに痩せたいと思ってクリニックで食事療法を受けました。今までのカロリーオーバーを指摘され食生活改善について指導頂いた結果、無理なく健康的に痩せることができました。
- 不摂生のせいで体重が増えてしまったのですが加齢で代謝が悪くなっているために減量できず医療機関のダイエット指導のお世話になりました。処方された漢方薬やビタミン剤を飲んで食事に気を付けるようにしていますが、すこしずつ体重が落ちてきています。
- 痩身エステなどにも通いましたが体重を落とすことができず食事指導やサプリによるメディカルダイエットコースを受けました。基礎代謝量や食事の摂り方なども教えていただいて1ヶ月で3.5kg減りました。
食事療法の失敗談
- ダイエットしたかったので食べる量を減らし炭水化物はあまり摂らず1日1000kcal以下にしたら1ヶ月で5kg痩せましたが、そのせいで歩いたりすることがつらくなりました。これはヤバいと思って少し多めに食べるようにしたところ、いくら食べても満足できなくなり2ヶ月でリバウンドし元の体重より増えてしまいました。
肥満外来を東京で受けるなら
肥満外来に通うおうかと迷っている方には様々理由があります。あなたに合った治療法はもしかしたら薬物療法ではなく運動療法かもしれません。食事療法ではなく薬物療法かもしれません。
東京には様々なクリニックがあり、そのクリニックによって得意としていることが異なります。
クリニック数が多い東京ならではの悩みですが、選択肢が多すぎてわからないですよね。
いずれにせよ、しっかり続けられる事。太らない習慣に変えること。この2点が大切です。当サイトで本当に悩みがある人に向けておすすめのクリニックを複数紹介していますので肥満外来クリニック選びの参考にしてください。