肩こり
肥満になると、肩こりを生じやすくなります。「最近、肩こりがひどくなってきた」という人は、その原因として肥満も考えてみてください。以前より体重が重くなってきた場合には、肩こりの原因が肥満である可能性が大です。
肥満による肩こりとは
肥満を原因とした肩こりの症状や、症状発生の原因・メカニズム等について詳しく確認します。
症状の特徴
肩こりの主な併発症状は、頭痛、めまい、眼精疲労、倦怠感、動悸、不眠、手のしびれ、腕のだるさ、手足の冷えなどです。 「たかが肩こり」と思う人もいるかも知れませんが、肩こりは全身性の不調を誘発することもある深刻な症状であることを理解しておきましょう。
肥満から肩こりに至る原因・メカニズム
肥満から肩こりに至るメカニズムには、大きく分けて3つあります。「腕の重さ」「姿勢の変化」「血行不良」です。
腕の重さ
肥満になるということは、全身に脂肪が増えるということ。腕も例外ではなく、肥満になると腕は重くなってしまいます。 腕の重さを支えているのは、首や肩の筋肉です。肥満で腕が重くなれば、当然、肩こりや首のこりが生じることでしょう。 加えて、肥満の人は筋力不足の傾向もあることが、肩こりの症状悪化に拍車をかけることもあります。
姿勢の変化
肥満体型の人は、お腹が前に、肩甲骨付近が後ろに、顔が前に出る不自然な起立姿勢になる傾向があります。この不自然な姿勢をかばうようにして、肩や首の筋肉に過剰な負担がかかり肩こりを発症します。
血行不良
肥満の人は、脂質異常や悪玉コレステロールの増加、動脈硬化などを原因に血行不良の傾向があります。血行不良は、肩こりを招く主な要因として有名です。
肥満による肩こりを予防するには
食事習慣を見直す
肥満を解消するための最も効果的な方法は、食事制限です。ご飯やパン、麺類などの糖質が豊富な食材の摂取量を減らし、代わってタンパク質・ビタミン・ミネラルなどが豊富な肉や魚、野菜などを多めに摂るようにしてみましょう。 ただし、肥満を原因とする腎臓病の疑いが生じた場合には、タンパク質の摂取制限が必要となることもあります。
軽い運動を習慣化する
ウォーキングや屈伸運動などの軽い運動を習慣的に行なうことで、脂肪は徐々に燃焼されていきます。最低でも1週間に3日程度(1回30分以上)の運動を行なうようにしましょう。 血行改善による肩こり解消効果も期待できるため、ぜひとも運動を習慣化させてみてください。
肥満外来を利用する
食事や運動などの自己管理で肥満解消を図ることが困難な人は、速やかに医療機関の肥満外来を受診してください。 肥満外来では、患者の肥満症状に合わせて薬物治療や外科治療など、様々な方法を用意しています。自分に適した治療法を受けることにより、効率的に肥満を解消していくことができるでしょう。
肥満外来を東京で受けるなら
肥満外来に通うおうかと迷っている方には様々理由があります。あなたに合った治療法はもしかしたら薬物療法ではなく運動療法かもしれません。食事療法ではなく薬物療法かもしれません。
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